2019年末から世界中で大流行したコロナウイルスの影響で全ては変わってしまった。
消費活動が制限されて、人々は創意工夫をしながら毎日を過ごす事を考えるようななった。
そして、財布のヒモが硬くなった。
今後の世界はどうなるのか??そんな未来予測をしていく。
最初に結論から言うと広告を主体としたビジネスは衰退し、口コミ主体でしかモノが売れない時代になる。
大量消費でモノが溢れる時代は終わる。
大量生産、大量消費。そんな時代は平成で終わりだ。
CDもラジカセもカメラもパソコンすら要らない。スマホ一つでいい。そんな時代にモノが売れるはずがない。
本当に必要なモノだけが売れる時代になる。
iPhoneが発表されて10年。とうとう日本でもウェブ広告がテレビ広告の予算を抜いた。
テレビの広告はスキップして当然の世代が、スマホ上に表示される広告に目をやるだろうか??そんなはずはない。
ステマ広告が増える中、有名芸能人が持ってるバッグを欲しいと思うだろうか?それも違う。
欲しくなるのは、自分の親密度が高い人が高く評価したモノだけだ。
友達がオススメしてくれたモノ、ちょっと背伸びしたら届きそうなマイクロインフルエンサーが紹介していたモノ。
オススメしてくれる人の素性が見えないといけなきのだ。だから、YouTuberは重宝される。発信者の表情や雰囲気が伝えるには、動画しかない。
だから、動画の時代って言われる訳で、何も5Gが理由じゃないんだ。
広告出稿停止から見える世界。
2020年3月からコロナウイルスの影響の消費減退で、広告費は削られた。まだ、出てないが、電通やGoogleの売上が出れば、どれだけ事が深刻なのか明らかにされると思う。
ブログ界隈でも、広告の出稿停止に嘆く人が増えてきた。
これが長引けば、広告のあり方そのものが変わり、個人が本当にいいモノを勧めそれが消費に繋がる。
口コミ至上主義になるだろう。皮肉にも過去に逆戻りだ。
ただし、鬱憤晴らしに消費が爆発する事も考えられる。(2020年4月下旬ではコロナ収束宣言をした中国がそう)
オークションマーケティングからクオリティマーケティングへ。
少し専門的な言葉で並べると、オークションマーケティングの時代が終わり、クオリティマーケティングの時代がやってくる。
オークションマーケティングとは、課金型のマーケティング手法で、広告主がお金を出せば出すほど、広告が表示される手法だ。ホットペッパーやウェブページ、YouTubeの広告もそれにあたる。
対して、クオリティマーケティングは、
InstagramやGoogleなどで自然自発的に消費者
から宣伝をしてもらえるような商品を提供するという事。
質こそが全ての概念である。
SNSやMEOを軸にしたUGCの時代がくる。
自然自発的に消費者が宣伝に回る事をUGCと言う。(User Generated Content)、口コミを提供する上で消費者はお金を貰っていないので、どうしたら自社商品を宣伝してもらえるのか??
を企業は考えていかないといけない。
自然に口コミが生まれるようにまずは徹底的にgive する。
UGCが生まれやすい事例はいくつがあるので、また記事を書こうと思うが本質的には徹底的にgiveする。これに尽きると思う。
予算を割く事が難しい場合や、今ある事を作り替えるのが難しい場合でも、徹底的なサポート体制や接客する時の姿勢や態度、商品そのものののクオリティを高める事など、無料でやれる事もたくさん思いつくはずだ。
消費者から口コミを集めるには、クオリティありきの事だと思う。
令和を生きる消費者は、スマホ一つで生活していて、大量の広告をスキップしてきた人だという事を念頭に置かなくてはならない。