日本では長年、義務教育→高校進学→大学進学→就職活動→定年退職→年金生活という、「敷かれたレールの上の生活」が「普通」と定義されていました。
昭和も終わりの僕にはいまいちピンと来ないけど、ここで言う普通は、大多数の人が歩む道と言う意味で、多数派の世界。ならえ右で、生きることが当たり前でした。
が、しかし、、、
日本を代表する大企業のトヨタの社長が、終身雇用を維持していくことが難しい局面になっていると発言して波紋を呼びました。ーヤフーニュースよりhttps://news.yahoo.co.jp/pickup/6323282
また、2019年4月19日の会見で、経団連の中西会長も『経団連の中西会長は、企業が今後「終身雇用」を続けていくのは難しいと述べ、雇用システムを変えていく方向性を示した。』との事です。
まじか、、という思いと、やっぱりな、、、という思いが混じりますが、
とにかく今がんばって、働いてる僕たちはどうやってけばいいの??ですね。
終身雇用崩壊なら今の20代、30代はジョブホッピング(転職)で収入を上げる!
結論から書くと、ジョブホッピング。つまり転職して収入を上げる以外方法はないと思うんですよね。
その為には、必要なことは3つ。
- 専門性の高い職に就く。
- 関係ない仕事はしない。
- 交渉・営業スキルを上げる。
専門性の高い職に就く。
専門性の高い職業に就くということは、オールラウンダーにならないということ。
会社内のみ通じるスキルは大切ですが、車外に出ても重宝されるスキルを伸ばしていきましょう。
関係ない仕事はしない。
日本の会社は自分の仕事が終わっても、周り人の終わってない仕事を手伝うという習慣があります。
海外では、役割が明確に決まってるので自分の仕事をプロフェッショナルにこなす事が求められるのが一般的。
転職ベースで考えるならスキルを上げれる仕事に徹するできです。
交渉・営業スキルを上げる。
自分のスキルが上がっても、企業とマッチしなければいつまでたっても転職できません。また、自分の仕事を外部から取ってくる事ができれば即戦力として戦えます。その為の交渉術や営業スキルは鍛えておくべきですよね。
ドラクエで言うと、魔法使いと戦士を極めて魔法戦士になる!みたいな進化方法が理想的です。
海外では転職で評価を上げるのが一般的。
海外をバックパッカーで旅してるときに、レバノン出身のフランス在住の方にすごく驚かれた事があります。
- 転職しないでどうやって収入あげるの?
- 最初に勤めた会社で40年働くなんてありえない。
- 転職して年収が下がる?ありえない!
主にこの3つ。。
そう、海外ではスキルを磨いたら『俺は●●のスキルがあるよ!』と言って転職するのが一般的。または、給料上げてくれないと転職するよ!って雇用主と交渉するのも一般的。
最初に勤めた会社で終身雇用なんて、お見合いして初日に婚約して墓場まで、、みたいな感じですよ、ってあ、、そういう時代に出来たのが終身雇用なのか。笑
終身雇用への代替案は副業・複業や働き方改革では解決しない。
終身雇用がなくなるから、自由な働き方で副業してね!!は、一つの解のような気もするけど実際には何も解決しません。
多くの人が考える『副業』は時間をお金に変えるものであり、保障を捨てて時間を切り売りする事になります。
副業を希望するひとは多くいると思うけれど、時間単価を考えると、メインの仕事の効率をアップさせる方が手っ取り早いはず。
専門性を持ってスキルアップしながら年収をアップさせるなら、例えリストラに遭っても再起できるはずです。
自分にとって、有利な国に行くのも方法の一つでは?
これは、転職版のFacebookと言われているLINKDINの利用者率ですが、、、ぶっちぎりで日本は最下位です。。
これだけ、転職というのが一般的では無いという事、そして転職の際に自分で交渉せずにエージェントに丸投げする人が多いという事。
転職は求める人に交渉力や営業力があれば、解決できる。
恋愛に例えるなら、モテるモテないではなく、街で可愛い子を見かけたときに臆せず声をかけて彼女にできるか?ってことですよね。
ただ、転職が当たり前の国に行くって事も一つの大きな決断かなと思います。ある程度グローバルに対応できるスキルがある人は、どんどん海外に出て行けば良い。
この先、超高齢化社会で生産人口も減って伸びる産業なんてほとんどない国になった時に『国から出て行く』選択肢が無い人は、沈みゆく船に身をまかせるだけです。
実際に、『母国が経済的にきつい』『母国で差別され良い給料が得れない』などの理由で海外に活路を求める人もたくさん見てきました。
転職か海外か、、、。そんな選択肢しかないけど日本に生まれたなら勝ちゲー。
スキルアップしながら転職か海外進出か、、ってそんな事できるかよー!!って人が大半なのは分かる。自分もそうだ。
であれば、生活をダウンサイジングして固定費をとことん削り、一次産業に従事して『衣食住あるからまずは死なない』って状況に身を置いてから熟孝したらいいんじゃないかな?
アジア諸国の勢いに飲まれて、先進国落ちしそうな日本だけど、公衆衛生の面では有利だし水道の水飲んでも死なないから、日本生まれただけで勝ちゲーだよね。
人と比べながら『平均以上』の生活を死ぬまで維持しようと思うと非常にしんどいんだよね。その辺は、日本で年収が中央値の人が、貯めるべき老後資金は◯◯◯◯万円?!で書きましのでチェックしてね。